キラーザ・ブッチャーを倒した一同の前にバンドックの胴体が出現した。
 勝平達の攻撃に爆発するバンドックの胴体。その爆発の中から巨大な目玉のようなものが姿を現わした。巨眼はガイゾックなのか。突撃をかけたザンボット3は巨眼から放たれた謎の光に包まれた。勝平達の目の前に、不可思議な沈黙の宇宙が広がり、不気味な化け物達が次々と現われた。だが、手応えがない。きっと幻影に違いないと察する彼らだが化け物の吐いた炎はザンボット3とビアルI世を猛火に包み込み、現れた化け物、ベム竜のミサイル攻撃は現実にザンボット3の腹部をえぐった。負傷によって正気を取り戻した宇宙太は、目の前で攻撃して来るベム竜が、実はビアルI世だったことに気付く。ガイゾックの催眠作戦に躍らされ同士討ちさせられていたのだ。宇宙太の指示で勝平が攻撃を仕掛けると、そこにバンドックが姿を現し、ベム竜の姿はビアルⅠ世に、ベム植物はザンボット3に変化していく。
 本当のバンドックに攻撃をかける勝平達。だが、決定的なダメージを与えられない上、ザンボット3が片足、両腕を失ってしまう。瀕死の宇宙太は、恵子にザンボ・エースの分離を指示、ふたりでバンドックに特攻することで、強固なバンドックに大きなダメージを与え勝平への活路を示した。二人だけを死なせはしないと、彼らが作ってくれた亀裂からバンドックに突入した勝平は、ついにガイゾックの本体と対面する。

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