静岡の小さな港町の網元の次男・神勝平は大型バイクにまたがり、香月真吾一派と喧嘩を繰り広げていた。パトカーで警察に追われ逃げる勝平の前に突然、地球征服を目論む異星人ガイゾックのメカ・ブースト、ドミラが現れる。驚愕する香月と彼等の親衛隊アキ、ミチをなんとか逃がした勝平は、海上で先祖の宝を捜す家族のもとへと向うが海上の作業場は既に破壊されていた。
 必死で家族を探しドミラと戦う勝平の前に彼の家族達が探し当てた、海底深くに隠されていた先祖の宝、巨大宇宙船ビアルI世が姿を現す。
 茫然とする勝平の頭の中に祖父・兵左衛門の声が響く。
「走れ、勝平、シュート・インだ」
 訳も判らぬまま戦闘機ザンバードに搭乗する勝平。初めて見る計器、初めての戦い。しかし、操縦法を睡眠学習によって会得していた勝平は、ザンバードを人型ロボット、ザンボ・エースに変形させ、ドミラと戦うのだった。

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