『機動戦士ガンダム』や『Gのレコンギスタ』といった「ガンダム」シリーズをはじめ、数多くのオリジナルアニメーションを監督し、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えてきた富野由悠季監督が令和3年度の文化功労者に選出されました。
文化功労者は、文化の向上発達に関し特に功績顕著な者を顕彰する制度で、令和3年度は21人が選ばれました。
富野監督の選出理由は「物事の本質をつく視点で壮大な世界観をもつ作品を創造し、我が国のアニメーション界に新たな表現を切り拓いてきたものであり、アニメーションを文化として発展させた功績は極めて顕著」とされています。
今回の顕彰を受け、富野監督よりコメントが公開されましたのでご覧ください。
⇒文化功労者顕彰を受けて(富野由悠季)※PDF形式
庵野秀明氏がアニメーター時代に参加した過去作品や、監督、プロデューサーとして活躍する最新の仕事までを網羅し、創作活動の秘密に迫る世界初の展覧会「庵野秀明展」が、本日10月1日(金)に東京・国立新美術館でスタートしました!
本展覧会では、庵野氏をつくったもの、庵野氏がつくってきたもの、そしてこれからつくるものを余すことなく展示。
自身の原点となったアニメとして『無敵鋼人ダイターン3』や『無敵超人ザンボット3』、『伝説巨神イデオン』も登場するほか、『ウルトラマン』『仮面ライダー』『宇宙戦艦ヤマト』も一挙に展示され、「庵野秀明をつくったもの」を体感することができます。
また、アマチュア時代から一世を風靡した『新世紀エヴァンゲリオン』までを振り返るだけでなく、『シン・ゴジラ』や最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に至るまでを紹介することで映像制作にかける情熱と試行錯誤の過程を紐解いています。
さらに、未来へ向けたプロジェクトとして、現在制作中の『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』も登場。
開催に先駆けてプレス内覧会が実施されましたので、さっそくレポートをお届けします!
■【過去】【現在】【未来】を知ることができる、まさに「庵野秀明展」!
まず会場入口で目を奪われるのが「庵野秀明展」というロゴ。シンプルでありながら、いわゆる“エヴァフォント”風の字体に、庵野氏の代表作である『エヴァンゲリオン』が強く思い起こさせられます。
会場内には、入口から出口、そして休憩スペースに至るまで所狭しと庵野氏所縁のものや制作物が展示してあり、どれも目を引くものばかり!
エリアは全5章に章立てされており、幼いころに影響を受けたもの、アマチュア時代から現在までに制作を行ってきたもの、そして『シン・ウルトラマン』や『シン・仮面ライダー』などのこれからの取り組みを時系列になぞっていく形になっています。まさに庵野氏の制作人生を“追体験”できる、非常に魅力的な内容で構成されていました。
幼い頃に影響を受けたものとして『機動戦士ガンダム』や『無敵超人ザンボット3』『無敵鋼人ダイターン3』『伝説巨神イデオン』といった作品も見受けられ、貴重な資料が展示されていました。
会場には「庵野秀明展」オリジナルのグッズも取り扱ったショップも併設されており、図録の予約を受け付けているほか、オリジナルロゴ入りのグッズや庵野氏が制作に関わった作品などが販売されています。
氏の人生を凝縮したともいえる本展「庵野秀明展」の会期は12月19日(日)まで。チケットは事前予約制で好評販売中。
なお、大分、大阪、山口への全国巡回も決定していますので、詳細は展覧会公式サイトをご覧ください。
庵野秀明展 HIDEAKI ANNO EXHIBITION
[会期]2021年10月1日(金)~12月19日(日)
[休館日]毎週火曜日 ※ただし11月23日(火・祝)は開館
[会場]国立新美術館 企画展示室1E(東京都港区六本木7-22-2)
[開館時間]10:00~18:00 ※毎週金・土曜日は20:00まで ※入場は閉館の30分前まで
『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する展覧会「富野由悠季の世界」が、新たに9月4日(土)より新潟市新津美術館にて、11月17日(水)より北海道立近代美術館にて巡回展を開催することが決定しました!
今回の巡回継続決定は、これまで会場を訪れた、あるいは訪れることのできなかった多くのファンの声援により実現したもの。
会場では、約55年に渡る仕事を回顧すべく、各作品の特質が分かる富野監督直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエイター達のデザイン画などを展開予定。続報をお楽しみに!
■【第7会場】新潟市新津美術館 開催概要
【会場】
新潟市新津美術館
(新潟県新潟市秋葉区蒲ケ沢109-1)
【会期】
2021年9月4日(土)~11月7日(日)
【休館日】
月曜日(ただし祝日、9月27日、10月18日、11月1日は開館)、9月21日(火)
【開館時間】
10:00~17:00(観覧券販売は16:30まで)
【観覧料】
一般1,200円(税込)
■【第8会場】北海道立近代美術館 開催概要
【会場】
北海道立近代美術館
(北海道札幌市中央区北1条西17丁目)
【会期】
2021年11月17日(水)~2022年1月23日(日)
【開館時間】
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
月曜日(月曜日が祝日または振替休日のときは開館、翌火曜日休館。11月2日[芸術週間]は開館)、年末年始、 展示替期間等
◯新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡大状況により、展覧会の内容等が変更されることがあります。
詳細については、
・美術館ホームページ
・ツイッター
・フェイスブック
でご確認ください。
『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する展覧会「富野由悠季の世界」の青森県立美術館での巡回展が3月6日(土)よりスタートしました。会期は5月9日(日)まで。
▲青森県立美術館ならではの魅力的な空間いっぱいに広がる富野ワールド! photo: Daisaku OOZU
▲青森会場限定のグッズはオリジナルデザインがプリントされた南部あめせんべい
初日である3月6日(土)には開会式を実施。
富野由悠季監督(リモートにて出演)と、青森県立美術館 杉本康雄館長が挨拶をしました。
富野由悠季監督
福岡から始まりまして、神戸、島根、静岡、富山で今回6回目の会場で総集編という事になります。
青森の美術館のスタッフが頑張ってくださいまして、総集編と同時に『富野由悠季の世界』はアニメだけではなく、こういうのもあるんだぞという事も展示していただけました。
本当に予想外だったのですがこれも『富野由悠季の世界』なのだと実感させられました。
現在の世代のアーティストが総括すると富野由悠季の世界はこう見えるんだよという展示が最後のコーナーにございます。
学芸員全員の力がこの場所に集結した意義深い、単なる回顧展にはなっていないという意味では本当に嬉しく思っています。
昔からのファンも観ていただきたいと思いますし、若いファンの方はこういう考え方でクリエイションの世界があるんだと知ってもらえると思います。
この展示そのものが個人のものではなく50年間のアニメのファンが支えてくれた総決算になっているという感じがあります。
新しい方向を観させていただき刺激になってます。関係各位の方に心から御礼申し上げます。
青森県立美術館 杉本康雄館長
本日の開館時間前からこの企画展を期待して来ている方がたくさん並んで待っていらっしゃいまして、開催できる事を嬉しく思います。
去年の4月からの開催予定でしたが新型コロナ感染症の影響で1年延期して今日からのスタートになります。
そういう意味でも、6館の巡回展の締めという意味でも、この企画展に対する思いが青森県立美術館だけではなく企画担当各位にございます。
今まで以上に展示室を多く取り、館の約2/3の面積、約3,000点の展示をしています。
青森会場だけのものも用意しており、『伝説巨神イデオン』のコーナーをかなり拡充しています。
また『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のモビルスーツの実寸大に近い展示もしています。
青森会場限定のグッズの販売、オリジナルデザインがプリントされた南部あめせんべいも予定しています。
間違いなくファンの皆様には楽しんでいただけると思います。新しい富野由悠季の世界を堪能してください。
当日はフォーラム八戸(八戸市)にて、「富野由悠季監督特集上映」開催記念オンライン舞台挨拶も行われました。
レポートはこちらをご覧ください。
また、開催日の前日には本展覧会の開催に先立ち、マスコミに向けた富野監督へのリモート取材が実施されました。
カメラを通じて感じた会場の様子や、本展覧会への思いが語られたので、一部抜粋してご紹介!
青森県立美術館が最終会場となる意気込み・見どころについて――
自分の中で「美術館」というものにステイタスを感じていましたが、青森県立美術館という立派な美術館でこの展覧会ができ、学芸員の皆様の力もあり、展示会場を見て「いやぁ、よくやってくれたな」と嬉しく思いました。
青森県立美術館の近代的な中に、50年間を回顧できるものが展示されているんですけれど、"回顧感"が無く、現在でも通用するような空気感が流れているんです。そのような作り方をしてくれた学芸員の皆様の力に感動しています。
展示のラストに関しては、僕の世代を僕より若い世代の人が見上げてくれた時に「こういう風な発想を持つんだな」というものを作ってくれました。自分が一番やりたかったことを形にしてくれたという意味では本当に感謝していますし、自分がこれを作るだけの発想に至らなかったということには悔しく思います。青森会場でしか見ることができない、そういう部分を見ていただけたらありがたいです。
富野監督がこれまで生み出してきた作品を一貫して"伝えたいもの"はございましたでしょうか?――
全体を通してとなると自信はありませんが、若い人に対して"近未来に絶望してほしくない "ということだけは意識して作品を作ってきたつもりです。「過去の我々は間違ったかもしれない」という、間違いをピックアップするということを意識していたと思い出せます。
過去論をあまり語らない作品の場合は、「機械を信用してはいけない。最終的に信用しなければならないのは人間の体なんだよ」ということを一番主眼にしてきたつもりです。
ファンへ向けて一言お願いします――
青森会場は、今まで開催された5つの会場を総決算するような形の展示になっていると思っています。そして本展覧会の取り組みの中に入っているものですが、青森県立美術館独自の作品も展示されています。過去の美術館で展示されたもの以上の見物もありますので、この展覧会を何度も見ている方でも、今回の展示会場は見る価値があると思いますよ。
「『富野由悠季の世界』展、なめてもらっちゃ困るぜ!」
展覧会「富野由悠季の世界」青森会場開催概要
【会場】
青森県立美術館
(青森県青森市安田字近野185)
【会期】
2021年3月6日(土)~ 5月9日(日)
【開館時間】
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
2021年3月22日(月)、4月12日(月)、4月26日(月)
【観覧料】
一般1,500(1,300)円、高大生1,000(800)円、小中学生無料
※( )内はWEBチケット料金。WEBチケット購入には別途手数料165円が必要となります(お客様負担)。
※WEBチケットでご入場の際には特製チケット(デカチケ)をプレゼントいたします。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
※コレクション展観覧料は含まれません。
【チケット販売】
・総合案内窓口でのチケット購入
窓口で当日券をお買い求めいただけます。
・チケット販売サイト「GETTIIS(ゲッティーズ)」でのWEBチケットの購入
※購入できる期間は3月1日(月)から5月9日(日)16:30までです。
チケット販売サイトURL:https://www.gettiis.jp/event/detail/tjfrXsz7
青森展の見どころ
[1]2020年に放送40周年を迎えた『伝説巨神イデオン』の展示コーナーを拡充いたします。富野監督の作劇、演出のアイデアが詰め込まれた「イデオンノート」の重要箇所を一挙に公開します。
[2]2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナーであるシド・ミード氏の功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のためにデザインされたモビルスーツのスケッチをパネル展示します。さらに∀ガンダムとターンXは高さ5mという巨大サイズでそのデザインの魅力をお伝えします。
[3]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したモビルスーツ「リ・ガズィ」のダミーバルーンを原寸大の胸像として再現します。モビルスーツの大きさが体感できる展示です。
[4]人気声優、有名モデラーの模型作品を多数展示いたします。
[5]展示の最後に「エンディング」のコーナーが追加されます。果たして何が展示されるのか…、誰も知らないラスト!
関連イベント
開催記念対談「富野由悠季×樋口真嗣」や劇場版『Gのレコンギスタ』の特別上映などを予定しております。新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、最新情報は美術館ホームページ等ホームページ等で随時更新します。
・フォーラム八戸(八戸市)にて、富野監督作品の特集上映決定!
映画館ではなかなか見ることができない貴重な作品を上映。
(フォーラム八戸)https://forum-movie.net/hachinohe/news/17678
【上映期間】3月5日(金)-3月11日(木)
【日程・作品】
3月5日(金) [終了]
10:00- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
18:30- 機動戦士ガンダムⅠ
3月6日(土) [終了]
10:00- 伝説巨神イデオン 接触篇
※上映後、富野監督によるオンライン舞台挨拶開催!
18:30- 機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編
3月7日(日) [終了]
10:00- 伝説巨神イデオン 発動篇
18:30- 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
3月8日(月) [終了]
10:00- 機動戦士ガンダムF91
18:30- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
3月9日(火) [終了]
10:00- 機動戦士ガンダムⅠ
18:30- 伝説巨神イデオン 接触篇
3月10日(水) [終了]
10:00- 機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編
18:30- 伝説巨神イデオン 発動篇
3月11日(木) [終了]
10:00- 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編
18:30- 機動戦士ガンダムF91
◯新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡大状況により、展覧会の内容等が変更されることがあります。
詳細については、
・美術館ホームページ
・ツイッター
・フェイスブック
でご確認ください。
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 第1会場[終了]
福岡市美術館
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日) - 第2会場[終了]
兵庫県立美術館
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日) - 第3会場[終了]
島根県立石見美術館
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月) - 第4会場 [終了]
静岡県立美術館
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日) - 第5会場[終了]
富山県美術館
会期:2020年11月28日(土)~2021年1月24日(日)※会期変更 - 第6会場
青森県立美術館
会期:2021年3月6日(土)~5月9日(日)※会期変更
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社
『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する展覧会「富野由悠季の世界」の青森県立美術館での巡回展が、3月6日(土)にスタートします。
会場では、約55年に渡る仕事を回顧すべく、各作品の特質が分かる富野監督直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエイター達のデザイン画、原画、セル画など約3,000点以上の膨大な展示を展開。
さらに、青森会場の見どころとして、追加展示も実施されます。青森県立美術館ならではの魅力的な空間いっぱいに広がる富野ワールド、2020年に放送40周年を迎える『伝説巨神イデオン』のコーナーを拡充し「イデオンノート」の重要箇所を一挙公開するほか、メカの立体作品も多数登場。2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナー「シド・ミード」さんの功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のために描かれたスケッチを多数紹介するほか、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』からは、「リ・ガズィのダミーバルーン」が原寸大の胸像となって登場します。また、人気声優が製作したロボット模型や有名モデラ―の作品も多数展示されるほか、最後には「エンディング」のコーナーも追加。エンディングの内容はシークレットとのことなので、開幕をお楽しみに!
なお、開催記念対談「富野由悠季× 樋口真嗣」や劇場版『G のレコンギスタ』の特別上映なども予定されています。
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、最新情報は美術館ホームページ等で随時公開されますのでぜひチェックしてみてください。
観覧料は、一般1,500円、高大生1,000円、小中学生無料。
なお、「WEBチケット」も用意されており、一般1,300円、高大生800円。入場の際に「特製チケット(デカチケ)」をプレゼント。販売方法は青森県立美術館のホームページでご確認ください。
展覧会「富野由悠季の世界」青森会場開催概要
【会場】
青森県立美術館
(青森県青森市安田字近野185)
【会期】
2021年3月6日(土)~ 5月9日(日)
【開館時間】
9:30~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】
2021年3月22日(月)、4月12日(月)、4月26日(月)
【観覧料】
一般1,500(1,300)円、高大生1,000(800)円、小中学生無料
※( )内はWEBチケット料金。WEBチケット購入には別途手数料165円が必要となります(お客様負担)。
※WEBチケットでご入場の際には特製チケット(デカチケ)をプレゼントいたします。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
※コレクション展観覧料は含まれません。
【チケット販売】
・総合案内窓口でのチケット購入
窓口で当日券をお買い求めいただけます。
・チケット販売サイト「GETTIIS(ゲッティーズ)」でのWEBチケットの購入
※購入できる期間は3月1日(月)から5月9日(日)16:30までです。
チケット販売サイトURL:https://www.gettiis.jp/event/detail/tjfrXsz7
青森展の見どころ
[1]2020年に放送40周年を迎えた『伝説巨神イデオン』の展示コーナーを拡充いたします。富野監督の作劇、演出のアイデアが詰め込まれた「イデオンノート」の重要箇所を一挙に公開します。
[2]2019年12月に逝去した世界的インダストリアルデザイナーであるシド・ミード氏の功績を顕彰するため、『∀ガンダム』のためにデザインされたモビルスーツのスケッチをパネル展示します。さらに∀ガンダムとターンXは高さ5mという巨大サイズでそのデザインの魅力をお伝えします。
[3]『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場したモビルスーツ「リ・ガズィ」のダミーバルーンを原寸大の胸像として再現します。モビルスーツの大きさが体感できる展示です。
[4]人気声優、有名モデラーの模型作品を多数展示いたします。
[5]展示の最後に「エンディング」のコーナーが追加されます。果たして何が展示されるのか…、誰も知らないラスト!
関連イベント
開催記念対談「富野由悠季× 樋口真嗣」や劇場版『G のレコンギスタ』の特別上映などを予定しております。
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえながら、最新情報は美術館ホームページ等で随時お知らせいたします。
◯新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の拡大状況により、展覧会の内容等が変更されることがあります。
詳細については、
・美術館ホームページ
・ツイッター
・フェイスブック
でご確認ください。
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 第1会場[終了]
福岡市美術館
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日) - 第2会場[終了]
兵庫県立美術館
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日) - 第3会場[終了]
島根県立石見美術館
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月) - 第4会場 [終了]
静岡県立美術館
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日) - 第5会場[終了]
富山県美術館
会期:2020年11月28日(土)~2021年1月24日(日)※会期変更 - 第6会場[予定]
青森県立美術館
会期:2021年3月6日(土)~5月9日(日)※会期変更
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社
『無敵超人ザンボット3』や『機動戦士ガンダム』、『クラッシャージョウ』、『巨神ゴーグ』など数多くの作品でアニメーションディレクター、キャラクターデザイナー、総監督などを歴任してきた安彦良和さんが、第44回日本アカデミー賞の協会特別賞を受賞されました!
日本アカデミー賞は、日本の映画芸術、技術、科学の向上発展のために設けられた賞で、その年度の該当者に栄誉を与えると共に映画界の振興に寄与することを目的としています。
協会特別賞は、映画製作の現場を支える種々の職能に従事する人々の栄誉を讃えるものです。
今回の受賞を受け、安彦さんからのコメントも到着しました!
なお、授賞式は3月19日(金)に東京・グランドプリンスホテル新高輪にて実施され、テレビとラジオで放送予定となっています。
こういう賞をいただけるというのは大変光栄なことです。
正直「自分が?いいのか?!」という気がいたします。なによりも、自分は自分で才能に見切りをつけアニメーションを辞めた人間です。たまたま一時的にまた業界にもどりアニメ仕事もやっているものの、やはり過分の感は否めません。しかし、先に受賞なさった方が大塚康生さん、小田部羊一さんと聞き「いただこう」という気になりました。
お二人とも尊敬する大先輩であり、正統的なお仕事をなさってきた方です。対するに私は志の低い「アニメ屋」にすぎませんでした。ロボットアニメという、同業者からも一段低く見られるような仕事を専らにし、業界の、いわば片隅で生きさせて貰ってきたのです。それでも、なにがしかのプライドは持ち続けてきました。アニメという表現手段の可能性を、いくぶんかは拡げているのではないかというプライドを、です。
今回の賞は、そういう思いを同じように持って仕事をしてきた人達の中から、たまたま代表としていただけたものではないかと思っています。
ありがとうございました。
安彦良和
■「第44回日本アカデミー賞授賞式」関連番組
【テレビ】※放送予定
2021年3月12日(土)10:30~11:25
「日本アカデミー賞まるわかりガイド」(仮)/日本テレビ
2021年3月19日(金)21:00~22:54
「第44回 日本アカデミー賞授賞式」/日本テレビ系(全国29局ネット)
2021年3月20日(土)21:00~23:00
「第44回 日本アカデミー賞授賞式 地上波版」/CS・日テレプラス
2021年4月3日(土)21:00~24:00
「第44回 日本アカデミー賞授賞式 完全版(地上波版に未公開の映像を加えたもの)」/CS・日テレプラス
【ラジオ】※放送予定
2021年3月19日(金)27:00~29:00※3月20日(土)1:00~3:00
「オールナイトニッポン0(ZERO) ~第44回 日本アカデミー賞 スペシャル~」/ニッポン放送(全国36局ネット)
『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督のこれまでの仕事を回顧、検証する展覧会「富野由悠季の世界」の静岡県立美術館での巡回展が、本日9月19日(土)にスタートしました!
会期は11月8日(日)まで。
会場では、55年に渡る仕事を回顧すべく、各作品の特質が分かる富野監督直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエイター達のデザイン画、原画、セル画などを多数展示。
また、自らの作品世界を掘り下げた小説やアニメ主題歌の作詞、様々な分野の人物との対話などマルチな活動と才能にも焦点を当て、富野監督が時代と人々に与えてきた影響と、訴え続けてきたメッセージを紐解いてゆく内容となっています。
さらに、静岡会場ならではの催しとして、木材を使って自由にロボットを作るワークショップや、富野ワールド初心者に向けた学芸員によるフロアレクチャーなども実施予定です。
なお、本展開催を記念して、静岡東宝会館にて富野由悠季監督作品の6週連続上映が好評実施中。
『機動戦士ガンダム』劇場版三部作のほか、監督最新作である劇場版『Gのレコンギスタ』に加え、『劇場版 伝説巨神イデオン 接触編/発動編』や『ザブングルグラフィティ』、『リーンの翼』も登場する。
上映期間は10月29日(木)まで。詳細は、静岡東宝会館公式サイトをご覧ください。
展覧会「富野由悠季の世界」静岡会場概要
【会場】
静岡県立美術館
(静岡市駿河区谷田53-2)
【会期】
2020年9月19日(土)~11月8日(日)
【観覧料】
■当日券
一般:1,200円(税込)
70歳以上:600円(税込)
大学生以下:無料
■団体券
一般:1,000円(税込)
70歳以上:500円(税込)
大学生以下:無料
【主催】
静岡県立美術館、静岡新聞社・静岡放送
【特別協賛】
清水銀行
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 福岡市美術館[終了]
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日) - 兵庫県立美術館[終了]
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日) - 島根県立石見美術館[終了]
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月) - 静岡県立美術館[開催中]
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日) - 富山県美術館
会期:2020年11月28日(土)~2021年1月24日(日) - 青森県立美術館
会期:2021年3月6日(土)~5月9日(日)
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社
展覧会「富野由悠季の世界」のオリジナルグッズの通信販売が、本日7月9日(木)よりムービックにてスタートしました!
販売ラインナップには、富野監督作品の名シーン&名セリフをセレクトした「絵はがき」や、会場展示のイラストを使用した「額絵」に加え、14色のカラーチェンジが可能なペンライト「トミノインパクトブレード」や富野監督の「キーホルダー」、「応援うちわ」など、ユニークなアイテムも多数ラインナップ。
受付期間は9月13日(日)までの期間限定となっていますので、会場へ足を運べなかった人はこの機会をお見逃しなく!
■商品一部抜粋
- ペンライト トミノインパクトブレード(税込み4,290円)
- 絵はがき ∀ガンダム C(税込み165円)
- 額絵 機動戦士Ζガンダム(税込み880円)
- 富野監督キーホルダー A(税込み880円)
- 富野監督ボールペン(税込 550円)
- 富野監督 応援うちわ(税込み880円)
コロナ禍の影響で日程に変更が生じてた展覧会「富野由悠季の世界」巡回展の新たな会期が決定しました。
富山会場は、2020年11月28日(土)から2021年1月24日(日)まで、富山県美術館で開催。
青森会場は、2021年3月6日(土)から5月9日(日)まで、青森県立美術館で開催となります。
なお、静岡会場は日程の変更なく、2020年9月19日(土)から11月8日(日)まで、静岡県立美術館で開催されます。いずれも詳細は決まり次第お知らせ予定とのことですので、続報をお楽しみに。
「富野由悠季の世界」は、『機動戦士ガンダム』、『Gのレコンギスタ』などの「ガンダム」シリーズの他、『伝説巨神イデオン』、『聖戦士ダンバイン』といった数多くのオリジナルアニメーションの総監督を務め、国内外のアニメシーンに多大な影響を与えた富野由悠季監督の約55年に渡る仕事を回顧、検証する展覧会。各作品の特質が分かる監督直筆の絵コンテや、共に仕事をしたクリエイター達のデザイン画、原画、セル画など約3,000点以上の膨大な展示を展開するほか、各会場独自の企画も実施しています。
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 福岡市美術館[終了]
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日) - 兵庫県立美術館[終了]
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日) - 島根県立石見美術館[終了]
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月) - 静岡県立美術館
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日) - 富山県美術館
会期:2020年11月28日(土)~2021年1月24日(日) - 青森県立美術館
会期:2021年3月6日(土)~5月9日(日)
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社
青森県立美術館では、国内外において新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け、感染拡大防止の観点から、4月18日(土)スタート予定だった展覧会「富野由悠季の世界」の開催延期を決定しました。
新しい会期は未定で、現在のところ、静岡県立美術館会場(2020年9月19日~11月8日予定)の終了後から年度内のスタートに向け調整中です。決定次第、青森県立美術館ホームページ等で改めてお知らせ予定とのことですので、続報をお待ちください。
なお、「富野由悠季の世界」青森展の前売りチケットは新しい会期でも使用可能で、払い戻し方法につきましても決まり次第お知らせ予定とのことです。
展覧会「富野由悠季の世界」開催概要
【開催情報】
- 第1会場[終了]
福岡市美術館
会期:2019年6月22日(土)~9月1日(日) - 第2会場[終了]
兵庫県立美術館
会期:2019年10月12日(土)~12月22日(日) - 第3会場[終了]
島根県立石見美術館
会期:2020年1月11日(土)~3月23日(月) - 第4会場 [延期]
青森県立美術館
会期:調整中 - 第5会場[予定]
富山県美術館
会期:2020年7月18日(土)~9月6日(日) - 第6会場[予定]
静岡県立美術館
会期:2020年9月19日(土)~11月8日(日)
【公式サイト】
http://www.tomino-exhibition.com/
【協力】
サンライズ、東北新社、手塚プロダクション、日本アニメーション、オフィス アイ
【企画協力】
神戸新聞社